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Frayns Guitars 磯田洋介 FRUK-3MC

¥165,000 税込

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商品名 Frayns Guitars 磯田洋介 FRUK-3MC
弦長 385mm コンサート
トップ材 マホガニー
ボディ材 マホガニー
ネック材 マホガニー
指板 エボニー  
販売価格 165,000円(税込)
ケース キクタニハードケース ブルー

山梨県北杜市の製作家磯田洋介さんのFrayns Guitarのウクレレが入荷しました!磯田さんは長野のSUMI工房鷲見英一氏のもとで17年師事。2019年に独立して師匠譲りのマーティンレプリカの知識と製作技術を活かしてウクレレ、フラットトップギターの人気製作家として大活躍されています。当ウクレレも昨年に10月に磯田さんの工房を訪問した際にオーダーしてきたものです。誇張表現なく森の中にある素敵な工房でした。磯田さんとも、前職時代からお世話になっていましたが、この様な形でお付き合いを継続できるのは幸せのひと言です。

入荷したウクレレはマーティン3Mスタイルのマホガニーボディのコンサートサイズです。コンサートサイズのFraynsはかなりレアだと思います。14フレットジョイントで19フレットまでありますので、様々なジャンルに対応することができます。音色はまろやかで、マホガニーらしいボディ全体で響く深い鳴りになっています。温かみのある音に合うかと思い試奏曲は高田渡さんの生活の柄を弾いてみました。

ちなみに、マーティンはギターで有名なメーカーですが、ウクレレでも歴史的に大変重要な役割を担ったメーカーです。1833年に初代マーティンがドイツより渡米し工房を設立してギター製作を開始。1907年に楽譜、楽器商社であったボストンのオリバーディットソン社の依頼でウクレレの製作を開始。1916年には当時アメリカ本土で巻き起こっていたウクレレブームを受けて自社ブランドとしての製作も開始します。

モデルは装飾が口輪のみのスタイル0、バインディングと表板にローズパーフリングが付け足されたスタイル1、そしてトップとバックにアイボロイドパーフリングが施されたスタイル2のラインナップでスタートしました。

スタイル3が生まれたのは1918年。指板ポジションマークにスノーフレイクインレイ、指板の中央には三重に施されたセンターライン、そして3M最大の特徴とも言えるトップ下部にある通称ヒゲと呼ばれるオーナメントと、当時としては最高級モデルであることが容易に想像できる豪華な装飾が施されています。

なお、その後1922年にはアバロン貝パーフリング、ロゼッタにツリー・オブ・ライフインレイのヘッドが用いられたスタイル5という最上位モデルが発売されます。しかし、ウクレレブームの終焉とともに1978年には全てのウクレレの生産を完了。再開はジェイク・シマブクロの登場により再びウクレレが注目を浴びる2000年代まで待つことになります。

そのような伝統あるデザインを、日本の伝統ある工房で学び、さらに製作者自身の感性を加えて製作したのがこのFraynsウクレレになります。工房を訪問した際の写真を載せていますので、ぜひご覧いただければと思います。磯田さんが持っているのが製作途中の今回入荷したウクレレで、私が持っているのが好評のうちに販売されましたコア材のウクレレです。ぜひ、Fraynsの温かみあふれる音色と作りを味わっていただければと思います。よろしくお願いいたします!

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¥165,000 税込

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